日別アーカイブ: 2015年5月17日

委員紹介-3

プロフェッション委員 庄司 雅紀

-建築を志したきっかけ-
中学3年の夏休みに、「考える葦」というモニュメントの製作責任者になり、
デザイン、基礎、骨組み、仕上げと男女15人くらいで造り(今もあります)、
その時みんなで一つのものを造り上げる喜びを感じました。
それと、ちょうど安保闘争が終わったころで、大学まで行って勉強したくなく
実務を身に付け早く働きたかったので、普通科より工業高校の建築科を
選びました。

-仕事の変遷-
高校を卒業して、オイルショックの年(昭和49年)に設計事務所に就職し、
先輩方から建築のイロハを学ばせて頂き、13年間たくさんの物件、
たくさんの人の出会いが現在の自分に大きく影響していると思います。
昭和62年(31歳)のバブルの始まりのころに、不動産と大工を直営で
15人ほど抱える設計施工会社に就職し、木造住宅がどうやって造られて
いるかを肌で感じ、クライアントとの打合せ、設計監理、見積りから
実行予算を決め協力会社へ発注、品質管理、工程管理、安全管理と
全部体験し、土地の有効活用、事業計画や会社の経営についても知る
機会を得ました。
この中間管理職の立場は、現場の声と経営者側の狭間に立ち、また、
バブル期の仕事量の多さに限界を感じ、設計だけに専念しようと、
平成5年(36歳)に建築設計事務所を立ち上げました。

自営業の一番のいいところは、時間の使い方を自分一人で決められる
ということで、ちょうど、子育てと重なり、子供と接する時間も多くとれ、
充実した時間を過ごせました。
反面、仕事の面では、納期や予算からクライアントと自分が納得する
仕事ができるか、仕事のない時は、この先家族を食べさせていけるか
どうか、どちらにしても心身にかかる負担は大きく苦しいもので、ちょうど
姉歯事件、リーマンショックもあり、16年間の設計事務所に幕をおろし、
これまでお付き合いがありました補償コンサルタント会社に平成21年
(52歳)に就職しました。
現在は、補償コンサルタントと並行して、設計監理を業務としています。

趣味は、弱い囲碁(好きな棋士、趙治勲・稲葉禄子)と、へたなゴルフ
(好きなゴルファー、ルークドナルド・テレサルー)あと図書館通い
(新聞のまとめ読み)と、野球(中日ファン)と
映画(メリルストリープ・メグライアンが好き)を見ること、たま~に競馬、
竹内まりやも好き(誕生日が一緒・年は違うけど)、人生の師匠は
鬼平犯科帳の長谷川平蔵(悪を知らずして悪を取り締まれるか)。

【名    前】 庄司 雅紀(魚座 八白土星)
【会社名】 (株)かけい補償コンサルタント
【住    所】 〒939-2256 富山市上二杉280-2
【連絡先】 T E L :076-468-2314
E-mail:teardrop@pr.ctt.ne.jp