月別アーカイブ: 2016年4月

H28/3/11プロフェッション委員会(勉強会)

平成28年3月11日(金)定例委員会の中での、ちょっとした2つの
勉強会についての報告です。

勉強会1)フランクロイド・ライトのDVD鑑賞会
内容は、ライトの晩年の様子を、家族や所員のインタビュー形式で
語るもので、3つのことが印象に残りました。

1)ライトは4人の奥さん(内縁含む)がいましたが、最後の奥さんは、
所員の恋愛相手、結婚相手にまで干渉する人で、ライトにはどの
ような奥さんだったのか、どこに惚れたのか興味深い。

2)ライトが60歳頃には、波乱万丈の人生から、建築界では
「ライトはもう終わった」と言われていました。
その後、カウフマン邸(落水荘)が完成したのは69歳、ジョンソン
ワックス社は72歳、復活してさらに社会にセンセーショナルな影響を
与えた根源にあるものは何か?

3)ライトは自身を不死身だと言っていたそうだが、グッゲンハイム
美術館(ニューヨーク)を設計したのは77歳、紆余曲折の後、完成した
のはライトが91歳で亡くなった半年後、完成を見ることが出来なかったが、
生きているだけでも大変な年齢に、周囲の反発の中で立ち向かう精神力や、
今までにないデザインのクリエイティビティはどこから出るのか、まさに
不死身だと思うしかない。
また、その斬新さは現代も生き続けている。

 

勉強会2 BIM(ビム)勉強会 その2
autodeskのRevitLTの紹介(講師:上梅澤)

復習すると、
BIM(ビム)とは、Building Information Modelingの略で、
コンピューター上に作成した3次元の形状情報に加え、室等の
名称・面積、材料・部材の使用・性能、仕上げ等、建築物の属性
情報を併せ持つ建物情報モデルを構築することをいう。
(国交省ガイドライン用語の定義より)

勉強会は、ディスプレーを見ながら、具体的な操作を分り易く
説明されました。
ただ、いつもBIMを使っていないので、なかなか呑み込めない。
自分自身の頭とBIMの間には、山が三つくらいある感じ、カタカナ
言葉が多く、「要素」も「ヨウソ」と聞こえてしまう。

しかしながら、「百尺竿頭一歩を進む」とあるように、3次元的
発想の展開を習得し、BIMを使えるように、山を一つずつ上って
いこうと思います。

茶室技術講習会その4(平面計画編)

平成27年11月28日(土) 18:00から約2時間、サンシップとやま
において、鎌田 茂氏(鎌田工務所代表)による恒例の茶室の「はなし」
いろいろがありました。

今回は、講師が長い経験から詰めた自作の平面図をもとに、平面の
作り方などを初心者でも分るように説明されました。
炉の切り方では、「四畳半切り」、「隅切り」、「向い切り」などの違い、
他にもにじり口の向きや畳の敷き方の決まり事など、いろいろです。

なかなか、講師の言われる意図の半分もくみ取れませんが、引き続き
勉強していければと思いました。

プロフェッション1128 (2)

コットンクラブ20周年記念コンサート

昨年の12月27日(日)に、スペシャルゲスト:キャサリン・キャッシュを
迎えて、 富山第一ホテルホテル3階で午後3時30分より、コットンクラブの
20周年記念 コンサートがあり、行ってきました。
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コットンクラブは、このクラブの歌手:古里あゆさんと小生が以前習って
いた 趣味で知り合い、これで2回ほどプロフェッション委員会の懇親会で
使わせて 頂いている富山の数少ないジャズクラブです。

会場に行くと、往年の音楽好きのオジサマ・オバサマでにぎわっていました。
中には、以前アメリカのフランク・ロイド・ライトツアーでご一緒した設計
事務所の 所長さんや、一緒に行った女性建築士のボスがお施主様を連れて
来ていらっ しゃったりと、以外に建築士の先生はジャズ好きなのかなと思い
ました。
オーナーのトミー松浦さんが、顔に似合わず雄弁なのは意外でした。
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ジャズというと、学生時代一度か二度、名古屋の栄で、ウイスキーに
ホワイトを 口に含みながらレコードから流れてくるジャズを聴いて、
大人になってこんな 雰囲気でお酒を楽しめるような自由な生活に
あこがれた記憶があります。
その後、東京で現場監督の仕事をしていた時に、渋谷でジャズ喫茶に
何回か 行き、たまの休みに孤独感を紛らわしていたような記憶があり
ます。

小生は、音楽は詳しくはありませんので、音がいいとか悪いとかは
わかりませんが、 なんとなくコットンクラブの演奏は、その伝わってくる
迫力でかなり高い水準の音の 響きのような気がしております。
今回の記念コンサートも、たぶんなかなか良かったのではないで
しょうか?

プロフェッション委員会は、大人の遊び場的な楽しい委員会が理想
ですので、 このような雑談も、ときどき載せれればいいなと思って
おります。 記:y、k