となみ野住まいネット大交流会Vo.2を開催!

さる、12月7日(土)となみ野住まいネット大交流会Vo.2を開催致しました。師走の忙しいなか23名もの皆様に参加いただき交流させて頂きました。この会はとなみ野で住まいに関係する人々が集まり、ネットワークを作り、自分の仕事ととなみ野をもっともっと良くしていくための交流会です。建築関係者のみならず、広く人間関係を構築していければと開催し続けて2年目になります。

今年は他事業が幾つか重なり、さらに12月の開催ということもあり、昨年の40名には遠く及びませんでした。ですが、そこは逆手にとって小規模でもかなり密度の濃い時間になりました。昨年から2年連続の参加者が半分、初めての参加者が半分。ほとんどの人と話する時間が充分あって良かったです。人の輪から外れているヒマ、黙っているヒマはありません。活気がありすぎて、会話している相手の声が聞こえないほど!

冒頭のプチ講演では砺波支部の山田由理枝さんに「出会いが心を豊かにする!ご縁のつなぎ方」と題してお話をうかがいました。車のなかで福山雅治のレコード??を聞いていたことから仕事をツテにどんどん繋がり、最終的には福山雅治と握手するまでになった話。おせっ会のお世話をしている話・・・参加者にはおせっ会がご縁で結婚されたメンバーもいらして、さらに今は彼がボランティアをする側になっていること。とても面白いお話でした。『ゆりえさんだから出来たんだよというのは違う。誰もがご縁を大切にすることで自分の想いは実現されていく』という言葉が、シンプルなのですがとても印象に残ります。

参加者と会話していると『自分の知らない人と話していると、知り合いの知り合いが多いんだねぇ』と。仕事繋がりだったり、小学校や中学校の同級生繋がりだったり。ともすれば付き合いは面倒だと思いがちですが、新しい出会いや付き合いが自分の心を育てている時間のように思います。

この交流会のご縁がもっともっと広がっていくことを願っております。もっともっと分野を広げ、行政の担当者・宅建業者・福祉関係者や在宅医療関係者との交流を深めていきたいと思っています。来年は皆様も参加してみてくださいね。もっと広げていきましょう!

追伸:2次会も非常に盛り上がりまして・・・皆様にも様子をみせてあげたかった。。。

となみ野建築探訪2019③谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館と金沢の谷口建築巡り

11月24日(日)、となみ野建築探訪③谷口吉郎・谷口吉生記念 金沢建築館と金沢の谷口建築巡りに行って参りました。砺波支部以外の方を含め8名の参加です。金沢建築館は建築・都市についてのミュージアムとして本年7月に開館。金沢の名誉市民第一号の建築家 谷口吉郎氏の住まい跡地に、吉郎氏の長男で、国際的に著名な建築家である谷口吉生氏の設計により建設されました。今回はこの建物を中心に金沢近隣にある谷口建築を巡る旅です。当日は朝8:10に集合しレンタカーを借りて出発。

朝一番で石川県立伝統産業工芸館(1958)を見学し金沢建築館の開館を待ちます。その後金沢建築館に向かい、学芸員さんの解説を聞きながら見学させて頂きました。午後からは鈴木大拙館(2011)、最後に金沢市立玉川図書館(1978)を見学です。谷口さんの建築は凛としていて拘りが見えつつ奇をてらうことがないため、驚きがあると言うよりは心が落ち着く空間と言った感じです。金沢建築館では迎賓館赤坂離宮和風別館「游心亭」の主和室と茶室を忠実に再現してあり、その場はやはり繊細で落ち着きます。今回は特別に結界のなかにあり普段来館者が座れないお茶室周囲の椅子に座らせて頂くことができ満足です。企画展示では谷口吉郎氏の卒業設計(実図面)があったり、とても興味深く拝見しました。鈴木大拙館もとても素敵な建築空間で周囲との関係がとても良い建築になっています。伝統産業工芸館や玉川図書館はさすがに古さを感じます。今の谷口さんの作風とは異なります。それぞれの施設はどれも来館者が多数いらっしゃることが印象的です。

お昼は昭和32年創業で行列の出来る老舗洋食店「グリルオーツカ」でハントンライスを頂きました!開店と同時に到着したのですが既に30分待ち。素敵な建築を観て、金沢の街を歩き、美味しいものを食べて満足の視察です。このような小さな旅は見学物件によって参加者が全然異なることも面白く感じます。今回は前回よりもアダルトな旅でした。また、近隣の良い空間やとなみ野で建設中の建築など探訪出来たらと思っています。皆様も参加してみませんか?

となみ野建築講座2019①中止とさせて頂きました

令和元年10月13日、となみ野建築講座2019①「となみ野で休日の行う応急危険度判定現場研修会」を予定しておりましたが、前日の台風19号の影響を受け、やむなく中止とさせて頂きました。ご協力頂きました砺波市様、講師の鵜野様、参加予定だった皆様、その他関係者の皆様にこの場を借りてお詫び申し上げます。今回は砺波市様の協力を得て、市所有の解体直前の特定空家を利用し、休日にとなみ野で実施する木造住宅の応急危険度判定現場研修会を予定しておりました。建築設計三会と砺波市との防災協定の締結をきっかけに、応急危険度判定士の資格の有無に関わらず、出来るだけ多くの人が興味を持ち、実践的な応急危険度判定士を数多く輩出することを目的にしておりました。前日までは台風の進路予想や天気予報等から当日砺波市では大きな被害もなく実施出来ると進めておりましたが、日本全国の被害状況から中止する運びとなりました。今回は殆ど準備を終えており、特に講師には事前に段取りに多くの時間を割いて頂き感謝しております。今後も小矢部市、南砺市との防災協定締結が見込まれており、となみ野の応急危険度判定士の需要は高まります。より地域に必要とされる建築士・建築士会を目指して準備を進めて参りたいと存じます。この研修会もおりを見て再度設定出来ればと考えております。皆様のご理解ご協力を宜しくお願い致します。

全国大会北海道函館大会に参加して参りました!

さる9月21日(土)~22日(日)、第62回建築士会全国大会北海道大会(函館)へ行って参りました。砺波支部6名+他支部2名で参加して参りました(砺波支部からの参加者は近江会長を含め計7名)。朝5:20集合で函館駅到着が12:52と片道6時間以上でかなりの長旅でしたが全員無事で何よりです。式典に参加しましたが、やはり北海道大会は遠方であるが故か台風の影響か参加者がやや少なかったように思います。飲食・展示ブースも少し少なめだったかも。

さて、函館は明治に開港した港の一つでとても歴史を感じる町です。大きくないエリアのなかに様々な歴史的な建築、観光客用の施設、朝市がありとても充実した時間を過ごすことが出来ました。何より函館山からの100万ドルの夜景はとても印象的です。ケーブルカーには長蛇の列、展望台は押すな押すなの渋滞でしたが見る価値のあるものだと思います。赤レンガ倉庫と朝市は駅から近く、観光客が行きやすく歴史を感じつつ、長く時間を過ごせるような場所になっています。朝市はホッケ、ホタテやみる貝など貝類、タラバなど蟹類がかなりの量を占めていました。また日本最古のコンクリート製電柱(四角いんです!)、2階が洋風で1階が和風の住宅、教会群、五稜郭(綺麗な公園になっています)・・・見どころ満載でした。ジンギスカン・海鮮丼・活イカ(今が旬)・メロン・地ビール・・・食べ物も満喫。

函館は歴史的な香りもしますし、観光地としての楽しみもありますし、食も良い。これらを揃えることが観光でまちづくりをする大切な要素なのかもしれません。しかし、地元の方に話を聞くと何もない町だという話もあったり。まちづくりとして考えさせられる旅だったようにも思います。

来年は広島大会になります。また一年元気に過ごし、ご一緒しましょう。  

砺波市総合防災訓練に参加致しました!

9月1日(日)、砺波市高波地区ほかで開催された砺波市総合防災訓練に参加致しました。これは昨年度の建築三会と砺波市の防災協定締結を受けて初めて参加したもの。建築三会より15名(砺波支部より9名)の参加です。参集訓練と砺波市都市整備課からの概要説明、避難施設の模擬応急危険度判定、意見交換を実施致しました。また、テントでは木造住宅耐震相談会を実施致しました。応急危険度判定士の資格者が十分でないこと、他支部との連携、初動の不明確さなど、まだまだ実際の運用とは異なる部分や不安な部分があり、多くの意見が出るとともに今後も継続して話し合っていく必要性を強く感じました。地域に根差すべき建築士として、行政との協力は地域に信用され、自分たちの価値を高める重要な活動です。防災訓練は終わりましたが、少しずつでも良い仕組みを形成していけるように働きかけたいと思います。ご参加くださった皆様大変ありがとうございました。