□平成30年富山市総合防災訓練 実施訓練□

◆2018年9月29日(土)富山市総合防災訓練
昨年富山市と建築3会(建築士会・事務所協会・JIA)で締結した【地震災害時における被災建築物の応急対策活動等の協力に関する協定】に基づき、富山市総合防災訓練の際に参集訓練及び実際に避難所となる建物の安全確認等の手順について確認等を行いました。
万が一の災害の際、市の職員だけではなく、我々地元の建築士が加わって災害対応を補完する事が求められています。
会場の保内小学校【八尾】に向かう際にも、具体的に道中の被災状況を想定しながら(○○橋が通行不可能とか○○地区の塀が崩れ通行不可能)参集しました。
そのあと、市職員の方から応急危険度判定の具体的な方法や携行する道具についての説明があり
実際に保内小学校体育館(地域住民の避難施設を想定)の内外を回り、避難所自体の応急危険度判定の基準や各種ライフライン(電気や水)の確認、非構造部材の点検・確認等について避難所管理者に向けての技術的な助言についてのチェックポイント等について説明を受けました。

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昨年度は参集する訓練、本年度は参集した上で避難所建物の安全に対する検証と、年々内容が濃くなってきております。毎年開催される市の防災訓練に併せて私たち地元の建築士と行政との協力体制を構築していく事は大変意義深いことと思います。
万が一に備える重要性について再認識する訓練となりました。

(富樫吉規)

 

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