開催日:令和元年9月25日(水)14:00〜16:00
開催場所:富山県総合情報センター4階第1会議室
講師:吉村 征一郎氏(株式会社不動産のSTEPUP代表取締役)
昨年度に引き続き「空き家・既存建物の活用を考える」をテーマに、空き家等の活用に取り組む際に思わぬハードルになりかねない相続の問題について、相続の基本の流れ、手続きの流れなど、建築士が知っておきたい相続の知識について学びました。
講師の先生は、行政書士で宅地建物取引士で、相続診断士もある吉村征一郎氏。
知識や経験豊富な吉村氏から、事例を交えながら分かりやすく説明をいただきました。
参加の皆さんは、真剣に耳を傾けていました。
なぜ空き家が増えているのか、それは相続できない、相続しにくい不動産が増えていることに原因があることや、実際の実例を挙げての相続の問題点、相続の流れをきちんと理解しておくことの必要性など、これから私たちが遭遇するであろう相続について知ることができ、大変勉強になりました。
配布された資料ですが、民法大改正の内容についても触れていただきました。
質疑応答では、活発に質問をいただき、ホワイトボードを使って分かりやすく説明をいただきました。
受講者からは、相続の流れや相続後の責任について知ることができてよかったなどのお声をいただき、充実した内容の研修会となりました。
建築士として、相続物件に携わる機会もあるかと思いますが、学んだことを活かしながら、今後業務に取り組んでいこうと思います。