日別アーカイブ: 2019年7月27日

令和元年度 活動報告会&リノベーション見学会・講演会

日時:令和元年5月22日(水)

会場:町家オフィスma.ba.lab

講演会:講師 建築家 濱田修氏

見学会:水辺の民家ホテル カモメとウミネコ

 

令和元年度の女性委員会の活動がスタートしました。

元号が変わり初めての活動報告会は、町家オフィスma.ba.labをお借りして開催しました。女性委員会では今年度も「空き家・既存建物の活用について考える」をテーマに活動をしていきます。

今年度1回目の今回は、活動報告会にあわせて、築約100年の町家を小さなホテルに改修したリノベーション事例の見学会と講演会を開催しました。

講演会では設計を担当した 建築家 濱田修氏から、古い民家を改修し新たな役割(営み)を持つことで町の賑わいを創出できること、また、リノベーションをジャズセッションに例えたお話などをお聞きしました。担当スタッフの神田さんからは、ホテルとしてコンバージョンするために粘り強く行った関係機関への手続きの経緯をお話いただいて、大変勉強になりました。

 

見学会では、オーナーのグリーンノートレーベル 明石博之氏からもお話をお聞きしながら、ホテル経営の具体的な「カモメ」と「ウミネコ」の2棟をじっくりと見学させていただきました。ホテルは古さを活かしながらも、快適な設備と、センスの良いインテリア空間となっていました。

見学会のあとは、「ウミネコ」のダイニングキッチンでライブキッチンで用意されたお料理をいただきながら懇親会を行いました。ひととき、ホテルで過ごす時間を体験することができました。

建物やホスピタリティ溢れる運営もとっても魅力的でしたが、内川の水辺で室内からもゆっくりと景色を眺めながら穏やかな時間を過ごすことの出来るこのホテルには、他には無い魅力を感じ、きっと多くのお客様が訪れることになるのだろうなぁと感じました。

リノベーションには新築とは違った難しさがある反面、大きな可能性や魅力もあり、その実現には沢山のハードルがあることを改めて感じました。今年度も沢山学び、空き家等の活用に活かしていきたいと思います。

 

今回の企画は皆さんに大変興味を持っていただいて、定員を超える方から申込・問い合わせをいただきました。また、新聞社さんからも取材をいただき、丁寧な記事を掲載いただきました。

ありがとうございました。

20190524建設新報記事