まずはこちらを参照ください。
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全建女石川大会案内
今回は隣県の石川県で開催され、29日、30日両日参加しました。
では、簡単に報告しますね。
富山県メンバーは、両日スタッフとしても参加しました。
石川県は、たくさんの建築士スタッフメンバーが大会の準備をされてました。
活気に満ち溢れていて、石川県のパワーを強く感じた時間でした。
【7月29日】
会場前では、このような実行委員会の方々がいらっしゃいました。
スタッフのお仕事の合間に、これに参加してきました。(上写真)
20センチ角くらいの小さな「畳」?を作成しました。
この上に、一輪挿しなどを置くのもいいですね。用途はいろいろです!
近年、住宅に「畳」の空間が減りました。
写真のように、「畳」でもデザインできるのだと分かり、多用途で使用できそうです。
ペットに優しい「畳」もあるそうですよ。
皆さん、今一度「畳」について興味を持ち、調査してみてはいかがでしょうか?
【7月30日】
〇分科会 A~Fまであるテーマの中の「A」についてご紹介します。
A分科会は、
「あつまれ~旅好き建築女子!」と「魅力ある和の空間ガイドブック」part5の2部構成にて行われました。
「あつまれ~旅好き建築女子!」
①群馬県藤岡市
明治に建築された蔵を食事処・ギャラリー等に改修した蔵・柏屋四郎右衛門の紹介。なまこ壁の腰壁、鬼瓦は既存のものを使用しつつ、内部は床暖を設けたり、セットバックに対応するため曳家を行ったり、古いものを残しつつ現代に対応するような改修も行われています。
②香川県多度津町
古くからの北前船の寄港地であり、豪商の建物が残る多度津町の紹介。伝統的建築群として指定された昭和46年以前の建物が345件も存在しております。現代では、古い町並みだけではなく、アートの街としても見どころが多い地域です。
「魅力ある和の空間ガイドブック」
魅力ある和の空間ガイドブック WEB版
2016年から女性委員による編集が行われており、2018年からWEB上にて同冊子と同じ情報が公開されていましたが、今回冊子として発刊されました。コロナによる活動自粛のため、その分の予算を使用し作成されました。そのため今後も冊子を作製できるかは未定。
栃木県のgalleryHANNA(ギャラリーハンナ)は、スタジオジブリの宮崎駿監督が疎開していた建物。ジブリ作品の「風立ちぬ」にこの建物の室内が描かれている・・・など、ガイドブック内の建物について内容を抜粋して説明がありました。
また、各県でのガイドブックの活用方法実績、及び活動予定について意見発表がありました。ガイドブックに掲載されている建築物巡りを企画として行っている県や、このガイドブックを参考に近県についても建築巡りを行っているなどの意見が出ました。
〇エクスカーション
コースは5つあり、昨年オープンした「石川県立図書館」見学会をご紹介します。
昨年7月に小立野に移転オープンした「石川県立図書館 愛称:百万石ビブリオバウム」見学会。この図書館建設を当時担当された石川県土木部営繕課の矢尾志津恵様より約1時間の講演を拝聴した後、フリーに館内を見学しました。単に図書館の機能に文化交流も目的に追加されているそうです。所々に遊び心を感じる施工部分があり、楽しみながら見学できました。夏休み期間中という事もあり、館内は入館者でほぼ満席でした。
全国から延べ300名余りの参加者だったようです。
コロナも落ち着き、たくさんの方々に実際お会いできてうれしい限りでした。
話が弾み、時間があっという間に過ぎてしまいました。
数年間は画面越しでの対話でしたから・・・。
久々に石川県へ足を運び、とても新鮮でした。
もっと皆様も建築士同士の和を広げていきましょう!