平成26年度 第3回建築功労賞受賞者

建築大工

紫藤 誠(紫藤建築)

多年に亘り、砺波職業訓練校の指導員として後進の育成に尽力するとともに、伝統的在来工法で数多くの寺社、住宅等を施工してきた。
また、常に研鑽に励み在来工法による住宅では、県産・国産木材を主に使用し、建築資材は常に品質確保に重点をおき丈夫で長持ちする住宅を数多く施行してきている。

建築大工

森 久志(森建築)

多年に亘り、技能伝承のため弟子育成に尽力し、数多くの内弟子を育ててきた。
また、伝統的工法を現代的に生かし、数多くの神社・仏閣・一般住宅等を雪国の地域性を考慮した工法にて施行している。

瓦葺工

花島 美徳(花島良平瓦店)

多年に亘り、地場産瓦(4・9版)による神社・仏閣を多く手掛け、長年の苦労により独自の技術(4・9番版みのこ・3枚みのこ)を磨き、独特の威圧感・荘厳感・伝統美を醸し出している。
また、少なくなった4・9版の瓦葺き技術を伝承するため後進の指導にもあたるとともに、技能検定の審査員として技術向上に尽力している。

建築板金工

永山 與作(有限会社永山建築板金)

多年に亘り、一般住宅から大規模建築物まで数多くの物件を手がけ、常に高い技能の研鑽に励み、伝統技能の継承をしつつ新技術も取り入れ、地域社会から高い評価と信頼を得て、業界の地位向上に大きく貢献してきた。
また、長い間、砺波板金高等職業訓練校の理事や板金工業組合の教育指導委員長として後進の指導に尽力している。

配管工

浅野 豊(株式会社吉田住宅設備)

多年に亘り、主に公共建築物に配管工として数多くの現場を担当し、豊富な知識と迅速な仕事により多くの実績を積んできている。
また、現場で培った技能を元に後進の育成に努め、一級管工事施工管理技士1名、二級管工事施工管理技士1名、一級配管技能士4名を育てた。