月別アーカイブ: 2019年9月

今年度も熱い夏がやってきました(^^)v

一級建築士試験の合格をサポートすべく、今年度も製図試験の参考事例見学会を行いました。今回の課題は、「美術館の分館」。

・・・んー、なんともポイントを掴みにくい課題だな。。。

っと思いながら、富山県で平成29年に開館した「富山県美術館」をピックアップして、施設の方のご理解とご協力のもと、見学させていただきました。

毎回ですが、普段私たちが利用する「表」の部分については、イメージがしやすい(いつでも見学できる)のですが、その表の部分を支えるための「裏」の部分(管理ゾーンや機械室など)については、イメージがつかない部分も多く、設計上の大切なポイントでもあります。この裏の部分を、参加者にどのように解説してあげて、理解してもらえるのかが、この見学会の大切な部分かなと思っています。

さて、2班に分かれて見学会スタート!

様々な場所のスケール感や部屋・周囲の環境とのつながりを体感します。

・屋上庭園・・・遮熱効果、灌水システム、オノマトペ、周囲景観への配慮・順応

・機械室・・・配置(災害対応)、更新への配慮、井水利用、大空間・展示収蔵の空調

・外周空間・・・周辺環境とのつながり、アプローチ、搬入動線

参加者は、私達の解説の声に真剣に耳を傾け、必死にメモを取ります。

私たちも通ってきた道。苦労がわかるからこそ伝えたい気持ちも強く、参加者の熱意に刺激を受けながら、私たちも真剣に解説します。

見学会の最後には、質疑応答と私たちからの一言アドバイス。昨年度合格した私たちのメンバーからは、特に重みのあるアドバイスと激励が送られました。

そして、締めには参加者全員の合格を祈って、全員で集合写真。

来年度、一級建築士としてもう一度、皆さんと顔を合わせられますように(*^_^*)

お菓子の家プロジェクト

9月1日(日)には、富山市総曲輪グランドプラザにて開催された

「第2回 富山の職人祭り」に建築士会としてブース出展をしました。

 

 

「お菓子の家を設計してもらおう」というタイトルで、

子供たちに、屋根・ドア・壁・装飾を選んでもらって

出来たお菓子の家のモデルを見てもらったり、

BIMで作ったお菓子の家のVRを体験してもらったりしました。

 

 

 

自分で選んで、自分の名前の入ったお菓子の家を見て、

喜んでくれる子供たちの笑顔を見て、主催側も一安心。

 

 

 

VR体験では、子供たちはもちろん、

一緒に体験された親御さんも初めてのVRで驚かれる方が多く、

参加された方皆さんに、大変満足頂けた企画になったと思います。

 

  

 

参加頂いた方には、作成したデータをご家庭でもご覧いただけるよう、

お土産にVRカメラをお持ち帰り頂きました。

 

 

 

また今回はイベントのために、実際のお菓子の家も作ってしまいました。

建築士が作るの本気のお菓子の家!!ブースに来た子供たちは大喜びでした。

 

  

 

このイベントの目的としては、大きく2つあります。

①子供に向けて

②建築士に向けて

 

①子供たちが集まるイベントに出展し、実際に体験してもらうことで、

建築に興味を持ってもらい、将来建築の道に進みたいと思う子供を増やすこと。

②建築士がイベントを通じて、BIMに振れる機会を作り、また良さを感じてもらうことで、

BIMの普及を促進すること。

 

7月18日(木)には、「建築BIM(ARCHICAD22)体験会」が開催され、

イベントでの操作方法を学び、本番お迎えるという2本立てで行いました。

→「建築BIM(ARCHICAD22)体験会」の様子は、こちら

 

 

これからも”わくわく“する企画を沢山計画していきます!

富山県建築士会青年委員会にご興味のある方は、

是非ご連絡ください。

 

※作成したお菓子の家は、イベント後の打ち上げで美味しく頂きました。