ついに同朋幼稚園の園児がこどもの城で遊ぶ姿を見てきました。朝は雪が降っていたので遊ぶことができるのか心配になりましたが、園児が遊ぶ午前10時には空は快晴になっていました。
園児の笑顔と歓声を肌で感じることで改めてこどもの城が完成したことを感じました。
園児はそれぞれ自分の好みの場所を見つけ楽しみました。特に人気だったのがこのハンモックです写真の通り子供たちは程良いロープの張り具合を感じながらくつろいでいました。
もうひとつ人気があったのがこの登り棒です。棒を伝って降りうまく着地したときの園児の顔はどの顔もどことなく誇らしげでした。
このこどもの城は回遊性という点も意識して荒井さんが設計されましたが、その点についても非常にうまく機能していたようで、結構な人数の園児がこどもの城に入ってもどこかで園児が詰まることなくスムーズに動き遊んでいました。設計的な見方からも本当によくできた建物だと思いましたが、なによりうれしかったのは園児が本当に楽しく遊んでくれたことでした。
月別アーカイブ: 2011年3月
東日本大震災
東北地方で起こった地震が、大災害をもたらしています。
死者・行方不明者数は、万単位にのぼる見通しとのこと・・・。
被災地の方には心よりお見舞い申し上げると共に、
一人でも多くの命が救われることをお祈り申し上げます。
私たちは、同じ日本人として、そして建築士として
何ができるのでしょうか?
小山部会長がメーリングリストに転送された福島県の大桃さんの
メールによれば、福島県内全域で応急危険度判定士の要請がかかっていて、
近県には間違いなく要請がくるだろうとのことです。
福島県においては原子力発電所の危険性も懸念され、参加をためらわれる方も
いるかもしれません。
焦った動きはかえって周りに迷惑をかけ混乱させる原因となりますので、
協力県は是非冷静に判断して、時期・場所などを見極めてほしいなと思います。
そして、自分たちの身を守ることも考慮した上で、できることには協力したい・・・
という思いです。
こんな時、一人であれこれ考えていても無力さが身にしみるばかりですが、
みんなで協力すればできることがグーンと増えるはず!
これは青年部会の活動と同じです。
被災地の方々が少しでも前向きな姿勢で活動ができるように、
私たちが少しでも役に立てること・・・考え続けましょう!
荒井
続・ブロック高山大会!!!
みなさんこんにちは青年部会の室谷です。昨日、小澤さんにブロック大会についてしっかりブログで報告していただきましたが、私は2日目の閉会式後のことを報告させていただきます。
閉会式後、高山散策をしました。地震があったことも疑いたくなるくらい高山の町はにぎわっていました。
散策中には日下部家という国の重要文化財を訪ねました。プライベートで高山は何度も訪れましたが私は初めてこの建物に入りました。梁や柱の骨組みの力強さはさすがで、高山の町人文化繁栄を象徴する素晴らしいものでした。
建築士として見習うべき点が多い本当に素晴らしい建物でした。
入場料500円でせんべいとお茶がついてきました。是非みなさんも高山へ行かれた際には一見の価値があると思います。この建物の現在の正式名称は日下部民藝館です。
散策をしてお腹がすいたころにお昼をいただきました。年に1回・・・。いやっ3年に1回ぐらい食べるか食べないかの贅沢なお昼でした。その名も「贅沢御膳!!!」お店の名前は「京や?」だったでしょうか?すみません。食べることに集中してお店の名前を忘れました。
なにはともあれどんな贅沢な御膳だったか見てください!!!
いかがでしょう!!!写真に納まりきらないくらいの贅沢なものでした。手前から飛騨牛ステーキ丼!!甘酢ダレで焼いたステーキがご飯の上に!!!食べる前からうまい!!!ってわかりますよね
その横がお味噌汁、その上が煮物でその斜め上に見えるのが飛騨牛の朴葉焼き、そして飛騨牛のたたきです。
味噌汁、煮物の解説は省きます。朴葉焼きは少し焼けてきた頃にほのかに香る朴葉と味噌の香り。その香りに包まれながら焼き上がる飛騨牛はこれまた絶品でした。残りの飛騨牛のたたきですが、これはポン酢でいただきましたが、なるほど!!!っと思いました。もちろん美味しいのですが、これは「肉!!!」って感じの先程の2品とは対照的にさっぱりとしているのです。だからこのたたきの美味しさがより引立っていました。満足満足の昼食でした。
その後私達一行は帰路につきました。そこでも建築士会ならでわの場所へ寄り道しました。それは家具屋さんです。キタニという家具屋さんでこの家具屋さんは北欧のデザイナーさんやその親族さんとパートナーシップを結んで、現在北欧でも製作されてない北欧名作家具をライセンス生産しているところでした。
家具の素晴らしさとともにこのキタニさんのショールームの素晴らしさに魅せられました。
そして最後に寄ったのが「キュルノンチュエ」という生ハム・ソーセージ・ベーコンの製作及び販売をしているお店でした。ご主人さんがソーセージを試食をさせてくれました。確かにうまいっ!!!味はもちろんですが、その試食のタイミングの良さに思わずソーセージを購入!!!ハム・ソーセージ作りの天才は商売も天才でした。
中央に見える茶色のグロテスクな物体!そう天井から吊り下げてあるのが生ハム?って聞いたような(適当ですみません)
白いのが白カビソーセージ。このソーセージも美味しかったですが私はその奥に見える茶色いソーセージを買いました。
その後は高山西インターで解散になり3台で分乗して富山へ向いました。
行きはよいよい帰りは怖い・・・。ではありませんが旅の終わりは少し哀愁が漂っていました。
疲れもありましたが、意味深く楽しい建築士会のブロック大会でした。
平成22年度ブロック高山大会にいってきました。
毎年、東海北陸ブロック(静岡・愛知・三重・岐阜・石川・富山・福井)が、集まって開催される、 青年建築士協議会・女性建築士協議会 高山大会に行ってきました。
今回、岐阜県建築士会さんが担当で、飛騨高山の歴史・文化を私たち建築士が学び、これからの建築業界の将来における役割を考え、また先人たちの取り組みの中からのヒントを発見することを趣旨とし、冬の高山市で開催されました。
大会会場の風景です。続々と各県から集まってきました。
岐阜県建築士会の飯沼さんの開会の挨拶です。
高山大会実行委員長の松井さんの大会趣旨の説明。
この後も、ご来賓の挨拶がありました。
さて、場所は移りまして3つの分科会に分かれました。
私は、そのうちのひとつ第1分科会「一位一刀彫り富士山ペーパーナイフ製作体験」に参加してきました。
飛騨伝統工藝 一位一刀彫は、、現在でも伊勢神宮の式典遷宮の際に用いられている一位の木(約800年前、岐阜県の木にもなっている「一位の木」で造った笏を、天皇即位の際に献上したところ、美しく質が高かったので、「正一位」という最高の位を与えられたとのことです。)を、赤太と白太の色合いや、木目の流れを巧みに利用し、一刀一刀に気持ちを込めて彫り上げられた彫刻です。
分科会では、小刀を使って地元の職人さんに教えていただきました。
サンプルを元に少しずつ丁寧に形を造っていきます。
小山部会長、真剣にサンプルと見比べていますね。
職人根性丸出しで、やっちゃいました。アハハ・・・
この後の仕上げの工程で、職人さんにペーパーナイフにロウを塗っていただきました。
地元の職人さんです。カッコいいですねー。
こうやってあぶりながら何回も丁寧に塗っていくんですね。
そして紐もつけて完成です。
富士山の形や、曲線が難しかったですね。
第2、第3分科会に参加された方、良かったら体験されたことを投稿してくださいね。
続きまして、青年建築士協議会 各県活動発表会です。
ここでは、富山県建築士会の岩倉さんが司会を務めていました。
岩倉さんらしいほのぼのとしたかわいい司会でした。
そして今回の富山県からは、病み上がりの荒井さんと室谷さんの名コンビで発表していただきました。
二人ともたくさん練習してきたかいがあってすばらしい発表でした。
荒井さん、室谷さんお疲れ様でした。
いよいよ、活動発表会も終わって懇親会です。
各県、本会の会長さんも出席され、岐阜県さんの素晴らしいおもてなし、アトラクションが用意してありました。
岐阜県建築士会による、「めでたの唱和」です。
高山では、お祝いや宴会の際、「めでたの唱和」が終わるまで席を立たない風習があるそうです。
皆さん終わるまで、テーブル内での歓談です。
高山の陣屋太鼓の演奏です。
迫力がありました。
ほかにも、アトラクションは続きましが、
宴もたけなわになって岐阜県青年委員長の伊縫さんの中締めで閉会しました。
AKB48のコスプレでの挨拶。
この後も2次会、3次会と盛り上がって高山の夜を楽しんできました。
2日目
この日は、夜中の2時30分ごろと朝方5時30分ごろの震度4の地震でホテルの配管がはずれ、
ホテルのフロント、エレベーターは水浸し。お湯が出なくてシャワーも水しか出ませんでした。
そんなことにも気がつかず寝ていた方もいたようです。
その後も余震は、続いていましたが、
これも、岐阜県さんのアトラクションとのことで、無事、朝の閉会式を終えました。
閉会の挨拶 岐阜県建築士会副会長 横井さん
岐阜県の皆さん本当にお疲れ様でした。
大変良い経験ができました。ありがとうございました。
そして、富山県一行は高山の町並みの見学やお土産を見にいきました。
町並みでの全体写真
この後は、自由に見学だったのですが、ほとんどが飛騨牛を堪能しながら・・・だったそうです。
そして、キタニ家具工房の見学、キュルノンチュエで燻製ハムをたんまり買って、富山に無事、帰ってきました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
来年度のブロック大会は、三重県鈴鹿市で開催予定です。
また皆さんと楽しく参加したいですね。
青年副部会長 小澤