毎年、東海北陸ブロック(静岡・愛知・三重・岐阜・石川・富山・福井)が、集まって開催される、 青年建築士協議会・女性建築士協議会 高山大会に行ってきました。
今回、岐阜県建築士会さんが担当で、飛騨高山の歴史・文化を私たち建築士が学び、これからの建築業界の将来における役割を考え、また先人たちの取り組みの中からのヒントを発見することを趣旨とし、冬の高山市で開催されました。
大会会場の風景です。続々と各県から集まってきました。
岐阜県建築士会の飯沼さんの開会の挨拶です。
高山大会実行委員長の松井さんの大会趣旨の説明。
この後も、ご来賓の挨拶がありました。
さて、場所は移りまして3つの分科会に分かれました。
私は、そのうちのひとつ第1分科会「一位一刀彫り富士山ペーパーナイフ製作体験」に参加してきました。
飛騨伝統工藝 一位一刀彫は、、現在でも伊勢神宮の式典遷宮の際に用いられている一位の木(約800年前、岐阜県の木にもなっている「一位の木」で造った笏を、天皇即位の際に献上したところ、美しく質が高かったので、「正一位」という最高の位を与えられたとのことです。)を、赤太と白太の色合いや、木目の流れを巧みに利用し、一刀一刀に気持ちを込めて彫り上げられた彫刻です。
分科会では、小刀を使って地元の職人さんに教えていただきました。
サンプルを元に少しずつ丁寧に形を造っていきます。
小山部会長、真剣にサンプルと見比べていますね。
職人根性丸出しで、やっちゃいました。アハハ・・・
この後の仕上げの工程で、職人さんにペーパーナイフにロウを塗っていただきました。
地元の職人さんです。カッコいいですねー。
こうやってあぶりながら何回も丁寧に塗っていくんですね。
そして紐もつけて完成です。
富士山の形や、曲線が難しかったですね。
第2、第3分科会に参加された方、良かったら体験されたことを投稿してくださいね。
続きまして、青年建築士協議会 各県活動発表会です。
ここでは、富山県建築士会の岩倉さんが司会を務めていました。
岩倉さんらしいほのぼのとしたかわいい司会でした。
そして今回の富山県からは、病み上がりの荒井さんと室谷さんの名コンビで発表していただきました。
二人ともたくさん練習してきたかいがあってすばらしい発表でした。
荒井さん、室谷さんお疲れ様でした。
いよいよ、活動発表会も終わって懇親会です。
各県、本会の会長さんも出席され、岐阜県さんの素晴らしいおもてなし、アトラクションが用意してありました。
岐阜県建築士会による、「めでたの唱和」です。
高山では、お祝いや宴会の際、「めでたの唱和」が終わるまで席を立たない風習があるそうです。
皆さん終わるまで、テーブル内での歓談です。
高山の陣屋太鼓の演奏です。
迫力がありました。
ほかにも、アトラクションは続きましが、
宴もたけなわになって岐阜県青年委員長の伊縫さんの中締めで閉会しました。
AKB48のコスプレでの挨拶。
この後も2次会、3次会と盛り上がって高山の夜を楽しんできました。
2日目
この日は、夜中の2時30分ごろと朝方5時30分ごろの震度4の地震でホテルの配管がはずれ、
ホテルのフロント、エレベーターは水浸し。お湯が出なくてシャワーも水しか出ませんでした。
そんなことにも気がつかず寝ていた方もいたようです。
その後も余震は、続いていましたが、
これも、岐阜県さんのアトラクションとのことで、無事、朝の閉会式を終えました。
閉会の挨拶 岐阜県建築士会副会長 横井さん
岐阜県の皆さん本当にお疲れ様でした。
大変良い経験ができました。ありがとうございました。
そして、富山県一行は高山の町並みの見学やお土産を見にいきました。
町並みでの全体写真
この後は、自由に見学だったのですが、ほとんどが飛騨牛を堪能しながら・・・だったそうです。
そして、キタニ家具工房の見学、キュルノンチュエで燻製ハムをたんまり買って、富山に無事、帰ってきました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
来年度のブロック大会は、三重県鈴鹿市で開催予定です。
また皆さんと楽しく参加したいですね。
青年副部会長 小澤
平成22年度ブロック高山大会にいってきました。
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