9月2日(日)。リノベーションEXPO Japan‘18(TOYAMA)に出展しました。
建築組合さん、瓦組合さん、板金組合さん、さまざまな建築職人さん達も出展しており、一般の方々に向けた、既存建物のリノベーションのアイディアやイメージが一同に集まるイベントでした。
わたしたちのブースでは、建築のバーチャルリアリティー(VR)体験ができる機器を取り揃えて、一般の方々に、最先端のVRを体験してもらい、建築に対する興味・楽しさ、可能性を体感してもらいました。
建築VRを体験すると、楽しさと驚きで、思わず口が開いてしまう法則を発見しました(笑)
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とやま「青年建築志」の集い2016
平成28年6月25日(土)午後3時より、富山県建築設計会館3Fにて
とやま「青年建築志」の集いを行いました。(出席者数:29名)
これからの富山の建築を担う青年建築志(建築士、大工・瓦工事等技能者の青年層)が集い、
仕事におけるスキルアップを図ると共に、交流を深めてネットワークを形成していく場とし、
また講演会を通じて、これからの青年建築志の在り方について見つめ直す機会にすることを
目的として行いました。
最初に中野会長よりご挨拶をいただき、
その後岡崎新委員長より所信表明がありました。
委員長:岡崎光晴(日新建興株式会社 代表取締役)
副委員長:青野茂和(青野設備設計一級建築士事務所 所長)
副委員長:山崎寛生(入善町役場 職員)
という新体制下での活動方針が明確化されました。
新年度に入り、すでに新体制での事業は動き出していますが、
改めて気持ちが引き締まりました!
そして活動報告会へ。
まずは富山県建築士会青年委員会の昨年の活動報告を各事業担当者より行いました。
その後、ご出席いただいた建築関係団体の活動報告を
・一般社団法人富山県建築組合連合会 青年部協議会さん
・富山県瓦工事業協同組合 青年部さん
・富山県板金工業組合 青年部さん
・一般社団法人石川県建築士会 青年委員会さん
・一般社団法人福井県建築士会 青年部さん
の順に行いました。
福井県建築士会青年部さんにおかれましては、本年度の東海北陸ブロック敦賀大会の
開催が控えているということもあり、大変力の入った報告をいただきました!
板金工業組合檜木部長の持っておられるものは何だ!?
なんと銅板でつくったアラジンランプです!職人さんの技術すごし!
ここで休憩を挟みましたが、その間に多くの方が
熊本県建築士会さんへ送る義援金を募金くださいました。
ありがとうございました。
そして、事業は後半へ突入。
富山県建築士会員でもある「根塚三起生氏」に、
「職人技術と職人精神の継承」という演題にてご講演をいただきました。
根塚さんが大工修行を始めたことから現在までの仕事環境の変遷に始まり、
その経験の中での問題意識や感銘を受けたお話など多彩な内容で、
非常に興味深く楽しい講演会になりました。
そのお人柄そのままの素敵な講演でした。
根塚さん、本当にありがとうございました!
質問時間も足りない感じでしたが、続きは交流会にて!
最後に、青年委員会直前委員長の小澤さんより講評と閉会挨拶をいただき、
無事閉会となりました。
閉会後は、ご講演いただいた根塚さんをお招きし、
近くの居酒屋さんにて交流会を行いました。
富山県建築組合連合会青年部協議会議長の藤岡さんの乾杯の音頭でスタート!
皆でワキアイアイと・・・楽しい時間は早く過ぎるもの。
交流会はあっという間に終わりを迎え、最後は福井県建築士会廣瀬青年部会長の中締めにて
お開きとなりました。
一部の委員はその後夜の街へ消えたとか消えてないとか・・・。
来賓でご出席いただきました中野会長、酒井前女性委員長、
講師を務めていただきました根塚さん、
時間をつくってご出席いただいた建築関係団体の皆さま、
事業運営に携わって下さった役員の皆さま、
本当にありがとうございました!
事業担当:荒井、富樫
一級建築士試験製図課題の見学会
一級建築士の試験合格を目指す受験者は、毎日、仕事に勉強に必死に頑張ってます!
将来、仲間になるであろう受験者をサポートしたいという思いから、製図課題の見学会を開催しました(^^)V
何と言っても、図面を書くには、実際の建物を見ることが一番!
さてさて、今年度の製図課題は「市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅」
まずは、参加者を募集するためにチラシを作成( ..)φ(青年委員会デザイナー高畑氏が作成。さすがです!)
えっ!パクってなんかいませんよ(笑)
チラシの効果もあってか、定員30名もあっという間に到達。受験生のやる気も十分(*^^)v
≪そして、当日≫
まずは、富山市グランドプラザに集合して、最初の見学先「高齢者向け集合住宅(たけしま)」へ
講師は、青年委員の伊田さんと青野さんが担当
高齢者が集うレクリエーションルームや浴室廻りなど、デイサービスの計画上ポイントを解説します。
設備の部分もしっかりと解説します。
青野さんの解説はとてもわかりやすく、参加者はみんな青野ワールドに引き込まれています(^^)
高齢者向け集合住宅(たけしま)の見学の後は、滑川市民交流プラザへ移動。
ここでは「免震構造」を見学。建築士会青年委員も見たことがなく、みんなワクワク(*^_^*)
講師は、この建物を設計された三四五建築研究所の構造一級建築士の飯倉さん。
私も解説に耳を傾けます。
免震構造は、外周部も計画の重要なポイント!
建物の可動範囲として、クリアランスが取られており、植栽で隠されています。
よく見ると、植栽の先に隙間が見えます(@_@)
次はいよいよ、免震装置を見学。
タラップで地下に降りていきます。普段、見ることができない場所だけにドキドキ。
これが免震装置(積層ゴム)。ゴムが左右に動くことで地震の揺れを建物に伝えないようにします。
また、配管にも建物の動きに追従できるようにフレキシブルな部分が設けられています。
最後は、受験者の質問や悩みを私たち先輩方がお答えします!
今日の見学先を写真で振り返りながら、質問の受け答え。
最近は記述式の採点割合が高いため、設備や構造の質問がたくさん出ました。
その他、先輩方から成功のためのテクニックや失敗談もお話しさせてもらいました。
見学会の締めとして、小澤委員長より激励を込めた挨拶。
今回の参加者から多くの合格者が出ること間違いなし!むしろ、100%の合格を祈ります。
皆さん!あと少し頑張れー(@^^)/~~~ 「絶対に合格できる!!」
山崎
とやま「建築志」のつどい
建築技能者連携研修事業
~一般社団法人富山県建築組合連合会青年部協議会との意見交換ディスカッション~
日時:平成26年12月13日(土)15:30~17:30 会場:サンシップ501号室
建築技能者連携研修事業は今年で4回目となる事業です。今まで、瓦組合さん、板金組合さんとの技術連携研修をおこない、互いのスキルUP や交流を深めてまいりました。今年度は建築組合さんとの意見交互ディスカッションを行いました。日頃から気になっていた事や技術的に学びたい事を討論し、意見がぶつかる場面もありましたが、設計側と施工側の立場は違えど、建築に対する思いやお客様への思いは一緒であり、互いの距離が縮まった研修事業でした。
富山県建築士会小澤青年委員長の挨拶
富山県建築組合連合会青年部協議会会長藤岡さんからの熱いメッセージ
ディスカッションの内容(抜粋)
Q:よい設計士になるためには?よい大工になるためには?
A:とにかく建築が好きであること。割に合わない仕事だから。ただし、好きなのは自分だけ。家族には理解してもらえないかも。
Q:他の大工・設計士の仕事のどこを見る?
A:大工 収まり、仕上がり・荒さがし(笑)
A:設計 間取り・デザイン・構造(無駄がないか)・どんな材料
Q:よりよい建築を作るための大工と建築士の関係は?
A:互いに思いやる。安い仕事に良い仕事はない。おかしいところはしっかり指摘しあう。→信頼。誠意をもって互いに前を向く必要がある。互いの立場を尊重。お客さんのために責任を持つために協力する関係。プレカットであっても大工によって仕上がりは変わる。
真剣な眼差しの室谷委員
閉会の挨拶は、野村直前委員長
あっという間の2時間でした。事前に取りまとめていた質疑も全部ディスカッションすることができず、更に時間もオーバーしましたが、本音でのディスカッションはとても有意義な時間でした。(ここに、あげれない内容も沢山ありました笑)
技術も大事ですが、建築に対する思いがとても重要であると学んだ時間でした。家造りは様々な業種がかかわり、形になります。今度は家づくりに携わる職人さん一同とディスカッションしてみたいと思った奥井でした。
公益社団法人富山県建築士会青年委員会 奥井良樹