9月6日(土)にH26年度1級建築士製図試験課題の参考事例見学会を開催しました。
この見学会の目的は、今年1級建築士製図試験を受けられる方々に、実際に課題である温浴施設のある「道の駅」
を見学しもらい製図試験の参考にしてもらうことです。
見学させていただいたのは道の駅「井波」(いなみ木彫りの里 創遊館)。同じ敷地内には井波彫刻の逸品が展示さ
れている井波彫刻総合会館や実際に木彫刻作業が見学できる匠工房もあり、井波の文化を体感できるすてきな場所になっています。
見学会は第1部の施設見学と第2部の講習会(座談会的だったかな?)の2部構成です。
初めに青年委員長小澤さんからご挨拶をいただきました。
道の駅「井波」駅長の吉田様にご案内いただき第1部の施設見学スタート!
まずは施設の外回りをグルリと
続いて課題になっている温浴施設(お風呂)を見学
ここは皆さん一番熱心に見学されていた機械室廻り!
皆さん講師の青野さんの説明を熱心に聞いておられました。
その後は多目的ホール、映像体験シアター、エントランス廻り・・・と施設内を見学し施設見学終了。
休憩を挟んで第2部の講習会スタート!
まずは課題施設設計時のゾーニングやポイントになる部分を伊田さんから、設備計画に関する部分を青野さん
からそれぞれ説明していただきました。皆さん真剣です!
その後の質問タイムでは普段あまり目にすることのない設備関係に関する質問がドシドシと寄せられ、青野さん
大活躍でした!
そんな感じで大盛況のうちに第2部もあっという間に終了し、見学会を無事終えることができました。
参加された皆さんからは、普段見れないバックヤードが見れてよかった、設備関係のことがよくわかったなど
うれしいお言葉をいただきました。この見学会が皆さんの試験合格に役立てば幸いです。
最後に、見学をさせていただいた道の駅「井波」のご関係者、参加してくださった皆さん、講師をしていただいた伊田さん、青野さん、見学会の準備をお手伝いいただいた青年委員会の方々、ありがとうございました。
中野謙悟
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チームで解決!住宅改修~建築士と介護支援専門員との合同研修会~開催案内
「職人に聴く!よくわかる建築板金講座」
「職人に聴く!よくわかる建築板金講座」を開催しました!!!
日時7月27日(土) PM1:30より
場所:富山県総合情報センター
司会は牧野さんが担当
うまく進行してもらいまたが開催前にはおちゃめな一面も・・・。
まずは青年委員会委員長野村より挨拶
その後は富樫委員より板金の歴史や種類の紹介
続いては板金職人さんによる実演会を行いました。
研修会会場に鎮座していた小さな家に実際に職人さんが板金屋根・外壁等の部材を施工してもらいました。
材料のほとんどは現場加工ということで、採寸・切る・折る・曲げる・いろいろな加工を施しやっと部材
といえるもととなることを実際に見ることで理解することができました。
題材はこの小さな家です。題材としてつかうにはもったいないぐらい完成度の高い小さな家でした。
別荘や離れとして使いたいという声を数人からききましたが、私も同感・・・・。
小澤さんお疲れ様でした!!!あっわざわざ小澤さんといわなくてもこの家のどの角度から見ても
小澤さんに建ててもらったことが分かるぐらいにベストポジションに透湿防湿シートが張ってありました。
どうでしょう?
まずは唐草という部材です。
これは屋根材をひっかける部材で、屋根を葺いてしまうとそんな重要な役割を果たす部材には見えませんが
板金職人さんの説明をききながら作業を見るとよく理解できました。
次は土台水切りです。
これは窓まわり部材です。
まずは捨て水切り、これが外壁と窓の取り合い部に取り付けする見切り部材の施工前に取付けしてあるお蔭
で大切な家への水の侵入を防ぐのです。なるほどっ・・・・・!
続いて外壁の施工です。窓があるためその部分は切欠きして施工!!!
さすが職人さんですぴったり外壁が納まっていきます。
次は屋根です
先ほど取り付けた唐草に屋根材をひっかけ施工していきます。このAT葺きという屋根の施工のしかたで
横にラインが見えるもっともスタンダードな屋根材といえるものです。
この題材は切り妻屋根の建物なので反対側の屋根には立平ロックというものを葺いてもらいました。
写真の通り先ほど紹介のATとは違いこの屋根材は屋根に対して経て(水勾配と同じ方向)にラインが入っています。実際にはラインというより立ち上がりある屋根材で昔からある瓦棒とよく似た部材といえます。
この屋根の特徴は勾配が緩くても使えるという点といえるでしょう。
この屋根材を施工する際に必要な加工(折り加工)八千代折り
これは屋根材と水上部からの漏水を防ぐために屋根材の上部を箱をつくるように折る加工のことです。
最後に棟を納める部材と取り付けて板金工事完成です!
素晴らしい!!!
続きましては富山県板金工業組合吉岡様より
保証制度について説明いただきました。
まとめると板金組合員による施工には保証制度が適応でき、万一の漏水や漏水にともなう被害について保証して
もらえるというものでした。(もちろん保証を受けるための申請が必要です)
続いては今回のメインイベントともいえる体験型研修です。
今回は板金職人さんの基本的な作業(曲げる・折る・切る)の体験をしました。
☆八千代折り
これは先ほどの屋根葺き作業でも紹介しましたが、平板を箱を作るように折る折り方です。
見る見るうちに板が箱になります。
さすがです!!!
続いて建築士会員が同じ作業をおこないました。
見てると簡単ですがやってみると・・・・。
出来栄えは残念ながらいまひとつ・・・。中野さんお疲れ様でした。
板金加工の出来栄えとは対照的に写真的には最高な顔をいただきした!ありがとうございます。
見てるほど簡単ではありませんでした!職人さんの大変さを体験するのも今回の主旨!!!
いい経験をさせていただきました。
職人さんの手!!!こんなすごいタコができるほど鍛錬した技術をそんなすぐに習得できるわけがないのも
事実かもしれませんね!
その他はさみを使っての平板や角波の切断や曲げ加工機を使っての曲げ加工そして難度が高い加工がともなう
ダクトハゼ加工を体験しました。どれも本当に見るのとやるのは全然違って大変なものばかりでした。
☆ダクトハゼ加工中
☆唐草加工
☆角波切り
この体験を通して板金工事がとても身近なものに感じれるようになりました。
少し作る立場からの見方ができるようになることで、より良い建物を作る意識が高まりました。この研修会で
ご提供いただきました情報・知識・技術を今後の仕事に活かし、共存共栄できればと思います。
この研修会開催にあたり、ご尽力いただいた富山県板金工業組合青年部様、そして富源商事㈱様、本当に
ありがとうございました。
その後は懇親会を行いました。場所は富樫さん御用達「ビーフ館」で行いました。
研修会では出なかった話など楽しく過ごしました。
右はこの研修会の準備を含め大変お世話になった富山県板金工業組合青年部富山支部長檜木登志晴様
左は今年の全国建築板金競技大会 技能競技の部において、富山県代表として出場し、見事優勝された
唐島盛一様です
最後はみんなで集合写真!!!
研修会・懇親会を通して段取りしてもらった富樫さんと担当委員のみなさんお疲れ様でした。
青年委員 室谷
『食と文化と建築と』講習会&交流会が行われました!!!
『食と文化と建築と』講習会&交流会が行われました!!!
主催は富山県建築士会高岡女性部会と高岡支部青年部でした!!!
場所は高岡駅前の「シャンディ・ガブ」というお洒落なお店でした。
高岡支部の青年部として企画・運営役として頑張っていただいた高畑さんから
声をかけていただき青年部会より野村部会長(夫妻)山崎さん・私(室谷)の
4人で参加させていただきました。
チーズソグリエの能作幾代さんにチーズの説明をいただきその後お奨めのチーズを
いただきました。
どれもいままでに食べたことのないような美味しいチーズでした。チーズにはワインが
付き物ですよね!もちろんワインもたくさんいただきました。
その後富山県建築士会副会長 林さんより2年前にスイスを訪ねられたときのお話をして
いただきました。この講習会の題名にもあるように「食と文化と建築」を織り交ぜながらの
とても楽しい講習会でした。そのおかげでお酒も進み気が付けば・・・・・・。
こんな感じになっていました。
林副会長とも一緒に乾杯!!!
司会と講義をしていただいた林ご夫妻です!!!ありがとうございました。
実はチーズとワインの講習だけでなくこのお店の店主よりビールの講習もいただきました。
なので酔わないわけがないですし!正直いってビールの説明をいただいたときはかなり出来上がっていたため
ビールが美味しかった記憶しか残っていません!店主様失礼しました!!!
帰りは山崎さんと一緒に楽しかったね!と満足してJRに乗って富山へ帰りました。
高岡支部女性部会・青年部会の皆さんお疲れ様でした!ご馳走様でした!
室谷