建築士の日 住育イベント 2014

8月24日(日)13時から富山市ファミリーパーク内、自然体験センターにて
建築士の日住育イベントが開催されました。
昨年に続き、富山県建築組合青年部「大工さんの日」のイベントと合同でおこないました。
建築士会では、板金組合さんのご協力をいただきながら「鈑金レリーフづくり」を開催。
ちらほら雨予報もありながらなんとか晴れていた当日開催直前。
自然体験センターとは、ファミリーパーク内の無料エリアにある、このような建物です。
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入口付近ではファミリーパークのマスコットキャラクター
里ノ助(さとのすけ)くんの人形がお出迎え
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動く里ノ助くんが見れず少し残念・・・(笑)
会場内に入り準備も終わり、青年委員会メンバーも事前にレリーフ作りをしてみることに・・・
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すると、開始予定の30分前から子供達が群がりはじめバタバタしながらスタート!
動物園内と言うこともあり、子供連れの家族で大盛況。
お父さん達も一所懸命にお手伝いしています。
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まずは、好きな絵を選んでカーボン紙を挟み
銅板に絵を写す作業です。
次に写した絵を線の上から押し出す(へこませる)作業
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次に裏側から、書いた絵に凹凸(おうとつ)をつけるため
裏から絵の内側をグリグリ押出す(表側に)
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これが結構大変!
夢中にひたすら頑張る子もいれば、チカラ作業のため疲れちゃう子も出てくるため
お父さんお母さんが活躍!
青年委員メンバーも家族で参加
いや・・・むしろ・・・パパの方が夢中(笑)
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これまでの作業が終わると、今度を銅板を変色させる作業。
希釈した銅板いぶし液に浸けることで銅板を黒く変色させます。
この作業の前に、油性マジックなどで『変色させたくないトコロ』を塗っておくと
いぶし液に浸けた時にマジックで塗った部分が変色しにくそうです。
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変色させてから水洗い
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乾かしたあと、銅板に背板を挟みます
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さすが職人さん!
使い慣れた道具でキレイに銅板を曲げて背板を挟みます。
最後にラッカースプレーで仕上げ
フォトムレームに入れて完成!
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準備したフォトフレームが足りなくなるかと思うぐらいの大盛況
実際残ったフォトフレームの数は1個・・・ギリギリでした。
イベントが終わり、撤収作業後ポツポツと降り出した雨
建物内での開催とはいえ、イベント中に雨が降らなくてホント良かった。
今回、隣のエリアで建築組合さんは木製の椅子、本立てを子供達と制作していました。
この時期に開催されるイベントは夏休みの自由研究や親子での木工教室にもなるので
子供連れの家族がたくさん参加されています。
参加費は無料(なくなり次第終了)です。
あなたの地域の大工さん、建築士さんに来年は会いにきてくださいね。
富山県建築士会青年委員会委員 
塩谷和広

とやま「青年建築志」の集い

平成26年6月7日(土)、とやま「青年建築志」の集いを行いました。
これからの富山の建築を担う青年建築志(建築士や建築工事に関わる
技能者の青年層)が集い、仕事におけるスキルアップを図るとと共に、
交流を深めてネットワークを形成していく場にしたいと思い、開催しております。
と書くと、何だか小難しいですが・・・
建築業界を若い世代で盛り上げていこう!という決起集会みたいなものです。
各団体から多くの方に集まっていただきました!
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司会は荒井が務めさせていただきました。
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まず最初に中野会長よりご挨拶をいただきました。
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青年時より建築士会でご活躍されて来られた中野会長ですので、
言葉にも説得力があります!
青年委員会としても、中野体制をバックアップしたいという気持ちになりました!
次に小澤新委員長より、開会の挨拶と所信表明がありました。
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「人とのつながりを力に、変わりゆく時代を越えてゆく建築志たれ」
というのが小澤委員長が掲げられたテーマです。
ここには、小澤委員長からの情報化社会と言われる現代社会への問題提起、
そして今一度青年員会の存在意義を問い直す姿勢が見えます。
建築士会が会員減少という問題を抱える中で、
どうやったら会員を増やせるかを考える前に、
どうやったら楽しめるか、魅力的な活動にでるのか、
ということを今居るメンバーで真剣に考えることが重要だと思いますし、
その後に会員増加はついてくるものだと信じています。
その中で小澤委員長のリーダーシップには大いに期待です!
委員皆で盛り上げて行きましょう!
小澤委員長の所信表明がビシッときまった後は、
第1部の平成25年度における青年委員会の活動報告です。
活動報告は、各事業の担当者が行いました。
「とやま青年建築志の集い」は伊田さんから。
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「板金研修会」は富樫さんから。
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「建築士の日記念事業」は奥井さんから。
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「住宅改修研修会」、「空家見学」、「高岡ブロック合同事業」は野村さんから。
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「瓦研修会」は中野さんから。
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最後に「新建築士【志】歓迎会」は荒井より報告させていただきました。
活動の楽しさが伝わってくる素敵な報告でした。
みなさんお疲れ様でした。
次にご参加いただいた他団体より活動報告をいただきました。
建築組合さんから。
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瓦工事業協同組合さんから。
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板金工業組合さんから。
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石川県建築士会青年委員会さんから
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福井県建築士会青年部会さんから
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皆さんの日頃の思いや熱意が伝わってくる報告でした。
その中でも福井の鷲田さんのお話は非常にインパクトがありました。
これからの会を支えていく青年・女性への激励と言えるお言葉でしたが、
実はそれは、青年委員会で活動する皆が感じている事だったのではないかと思います。
それだけに、余計に心に響きました・・・。
休憩を挟みまして、第2部の講演会にうつりました。
「日本のものづくり これからの時代を生き抜く職人の心と伝統工芸」
と題しまして、株式会社タニハタ 代表取締役 谷端信夫氏に
ご講演いただきました。
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非常にハッキリとして落ち着いた口調なのですが、熱さが伝わってくる講演でした。
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この講演で谷端さんに感化された方は少なくないはず。
浮き沈みを繰り返し現在に辿り着いているという谷端氏。
謙遜が見られる話しぶりですが、そにには氏の成功も失敗も
すべて受け入れられる寛容さと、前へ進もうとする力強さが見えました。
職人、技術者という事の前に、人間としての魅力を感じる講演でした。
そしてより深く氏の考えを知りたいと思った方たちにより、
当日販売された氏の著書も完売!
一緒にいらしてた編集長はもっと持って来ればくればよかったと
思っていたことでしょう(笑)
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講演の後は、野村直前委員長に講評をいただきました。
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講演の内容についてなど、スグサマまとめられて、
スラスラと話されてしまう。
野村さんは本当にすごいなと思う。
そんな方だから公益社団法人への移行時に委員長を
務め上げられたのだろうなぁと思いました。
改めて、お疲れ様でした。
最後は参加者皆で記念撮影。
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本年度の事業を皆で思いっきり楽しんで、
来年も気持ち良く活動報告ができるように、
青年委員会の活動を盛り上げて行きましょう。
そして、それをしっかりと周りへ発信していくことも
忘れずにしたですね!
集い終了後は交流会で楽しみました♪
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交流会まで参加し、本事業を盛り上げて下さった関係団体の皆様、
本当にありがとうございました。
これからも、しっかりと連携し、お互いの活動をより魅力的なものに
していけたら良いですね!
活動報告会からは関係団体との連携の大切さを再認識し、
講演会からは職人と経営者としての心意気を学びました。
モノヅクリに携わる私たちにとって、これからの仕事の仕方や
建築士会、青年委員会というものの位置づけとという部分で
改めて考える機会を得た、そんな事業となりました。
荒井好一郎
奥井良樹(撮影)
池田秀樹(撮影)

2015年度 委員長所信

2014年度より2年間、富山県建築士会委員長を務めます、小澤高夫と申します。 ここに委員長を務める2年間の方針を記します。ご一読してもらえると光栄です。 多くの仲間をつくりたい方、いつでも青年委員会にご参加ください。 委員会方針 「人とのつながりを力に、変わりゆく時代を越えてゆく建築志たれ」 2014年度 委員長 小澤 高夫 「私たちは、なぜ、富山県建築士会に所属し、青年委員会に集まっているのでしょうか?」近年、様々な制度・法改正、打合せ・施工・監理の内容が多く、日々時間に追われ、これからの建築業界に不安を持っている中で、委員会方針を考えたとき、この問題を考えました。昔、志高き青年達は、何を思いこの富山県の建築・まちのために集ったのでしょうか。時代は違っても不安はあった、いろんな仲間とのつながりがあったから、今日までやってきたのだと思います。これまで、組織体制をつくり、他業種とのつながりもつくってきました。そこには、組織の中での経験、いろんな方に出会ったつながりは、直接仕事に結びついたことはなくても、今の自分のどこかにその部分があるのではないでしょうか。少なくとも私はそう感じています、ただ、現在の委員会は、コミュニケーションが不足していると感じています。メーリングリスト、ソーシャルネットワークなど顔を合わせなくても連絡をすることもできますし、報告をすることもできます。人が少なくても委員会は開催できます。私は、委員会の組織運営を今一度、見直す必要があると考えます。また、昨年までの富山県建築士会青年部会は、公益法人移行により青年委員会と改め、本会の組織運営も大きく変わり、事業の内容は公益性のあるものを考えなければいけなくなりました。しかしながら、そのことばかりにとらわれすぎてはいけません。やはり、集う私たちが楽しみ、勉強できることが大切だと考えます。これからも、瓦・板金・介護福祉の方々との事業は、引き続き他業種交流事業として一般の方々と交わりながら開催しなければいけませんが、委員会内のつながりを強くするために、委員同士の交流にも重点を置きたいと思います。日頃の仕事内容、悩みを話し合える座談会の時間を委員会つくります。お互いのことを知ること、話合うことで参加した意義を感じてもらえるように努めることで、新たな事業のきっかけ、委員会メンバーの拡大、ブロック大会 富山開催の成功につなげていきます。これからの先、私自身ひとりでは何もできなと思います。委員会の皆さんの力を借り、2年間委員長を務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 【事業計画】 ・青年建築志のつどい ・青年委員会座談会の開催 ・他業種との交流事業の開催 ・レクリエーションの開催 ・地域貢献事業(東海北陸青年・建築組合連帯) ・ブロック大会富山大会開催

新建築志歓迎会

3月8日(土)に新建築志歓迎会を行いました。
建築士ではなく、建築『志』としているのは、建築士会正会員だけでなく、準会員、賛助会員社員、学生など、建築を志す全ての方とのつながりを大切にしたいとの想いがこもっています。
歓迎会は3部構成で行いました。
まずは開会のあいさつを青年OBの林理事より頂きました。
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簡単なあいさつのつもりでお願いしたのですが、『建築士』について法令も含めてパワーポイントによる説明をして頂きました。
さすが林さん!過去にTVCMに出た事もある業界人ですね!
有難う御座いました!!
第1部は『押さえておかなければならない確認申請業務あれこれ』と題し、富山住宅センターさんより講師を招いての講演を行いました。
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限られた時間の中ではありましたが、確認申請を出すた為に必要な説明を分かりやすくして頂きました。
カーポートに関する裏話なども聞かせて頂き、新建築士だけでなく、普段から申請業務を行っている私たちにとっても非常に参考になりました!
第2部は『資格取得~そしてそれから・・・経験者は語る!夢と不安』と題して、現役青年メンバーによる体験談を語って頂いた後、グループ毎に普段の疑問や不安の経験談義を行いました。
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まずは現役青年メンバーを代表して私、長島が建築士会に入会してからの経験談を語らせて頂きました。
最初は特に何も考えずに入会し、大した目的もなく参加しだした事。
ワードやエクセルなど、パソコンの使い方から学ばせて頂いた事。
自分で家づくりの仕事を始める時に、先輩や仲間の影響が非常に大きく、先の不安に対して一歩踏み出す勇気を得れた事。
などをお伝えさせて頂きました。
でも、林さんの表情が。。。(汗
先輩!感謝してますよ!!
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グループでの経験談義の様子。
カミカミ王子こと、建築士会同期の岡崎さんが何やら熱く語っておられますねw
第3部は、ささやかながら合格者の皆さんへのプチ祝賀会をさせて頂きました。
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林さんや新建築志の方々と26年度青年委員長の小澤さんが熱心な話をしています。
26年度は委員会の中で座談会の時間を設けて、普段の仕事の疑問やメンバーの考えなどを語り合う時間を大切にしていきたいとの事です。
なんだか会議が良い時間になりそう!!
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ここでも小澤委員長(予)が熱心に語り合っておられますw
ホント、熱い漢〈オトコ〉ですw
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こっちでは新建築志同士の語りを林理事が耳を傾けています。
若い意見も非常に参考になりますよね!
もちろん、林さんもまだまだ若いですけどねw(笑
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こっちではただ暑い長島が暑苦しい話をしているんでしょうか。。。
無礼が無ければ良かったんですが(滝汗
中締めのあいさつ。
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メンバー最年長の室谷さんによる中締め。
さすが室谷さん。アルコールが入らなければ真面目で素晴らしい!!
2次会に参加された新建築志の方々は本当の室谷さんを体験して頂けたと思いますw
次会った時の体験談義が楽しみでなりませんね♪♪
~新建築志歓迎会を終えて~
久々に新たな人達と腹を割って語り合う時間を過ごせたな~、という印象です。
今回参加された皆さんから、入会申し込みしました!これから申し込みします!という意見を全員から頂き、本当に開催して良かったと思いました。
来年富山で行われる東海北陸ブロック大会に向けてメンバーの増強につながると実感しました。
来年以降も『建築志』が集う切っ掛けとなる事業を継続していかなければなりませんね。
みんなで頑張っていきましょう!!!
長島 修
中根 慶治郎(撮影)

建築士会の綱領

1 われらの建築は 人類の幸福のため 最良の芸術たるべし
2 われわれ建築士は 社会の発展のため 最新の指導者たるべし
3 わが建築士会は 会員の向上のため 最善の団結たるべし