平成22年度 大工さんの刻み作業(同朋幼稚園)~其の弐~

9月30(木)、10月1日(金)と二日にわたって、私荒井と室谷さん當田さんの三人で
小澤さんの手伝いに行って来ました!
小澤さんは階段・はしごの組み立てを進めていました。
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完成した手すり(落下防止柵)が積まれていますよ。
小澤さんの作業は本当に丁寧なんですよね~。
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室谷さんは加工された材のヤスリ掛け作業をお手伝い。
サンダーという機具で表面を磨いています。
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私と當田さんは「穴あき板」の加工を担当しました。
「穴あき板」は、私が設計時に考えた「光の水玉模様空間」を作り出すために
必要な壁板で、この建物にとっては大切なモノです。
さて、うまくいくでしょうか!?
まずは穴の大きさに切られた型紙をパネル状に組まれた板の上に並べて、
穴のレイアウトを決めていきました。
當田さんと二人でアーデモナイコーデモナイ、と悩みながら検討。
わざとらしくないようにランダム感を出すのって意外に難しいんです・・・。
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型紙の中心に印を付けておいて、いよいよ穴あけ作業です。
ここは大工である當田さんにお任せ!
綺麗な穴を開けるために表と裏両側から加工するのがミソ。
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穴あけ加工が終わったら、穴をひとつひとつヤスリ掛け。
室谷さんもこちらの応援に来てくれました。
子供たちが怪我をしないように、と丁寧に磨く室谷さんです。
塗装を綺麗に行うためにも大切な作業です。
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さあ、それではどのように光が射し込んで来るのか試してみましょう!
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おお、いいじゃないですか♪
よく見ると床面にも水玉模様ができています。
太陽の位置・高度によって変化する面白い空間になりそうです!
子供たちがどんな反応を見せてくれるのか今から楽しみです♪
頭に描いたものが実物としてできあがる、この瞬間がモノヅクリの醍醐味です。
何度体験しても、そのワクワク感と言ったら・・・
この事業を通して、そんなエキサイティングな感覚が少しでも伝われば嬉しいなあ、
と思う荒井でした。
10月1日にて加工作業はすべて終了。
塗装作業を行うために、材料は10月2日に同朋幼稚園へ運ばれます。
棟梁の小澤さん、ひとまずお疲れ様でした!
荒井

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